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顎顔面補綴の分野を学びたくて、
東洋医療専門学校に入学。
高校を卒業後、4年制大学の国際文化学部に進学しました。当時は海外で働きたいという希望があったのですが、大学を出ても結局は何か技術を身につけていないと無理だということがわかりました。そこで海外でも通用する技術を探していたところ、事故や病気で失った顔や顎の周囲を人工物で修復する「顎顔面補綴」という分野に興味をもち、その関連から歯科技工士という仕事を知りました。
入れ歯や銀歯を作ったり、人の身体の一部となる人工物を作ることで患者さんの役に立つこの仕事がしたいと思って調べてみると、歯科技工士の国家資格が取れ、顎顔面補綴について学べる専門学校は、東洋医療専門学校だけだとわかって入学を決めました。大学を卒業してから専門学校に進学することで、親に負担をかけるのは申しわけなかったのですが、「自分のやりたいことがあるのなら頑張っておいで」と応援してくれました。
歯科技工士養成校は2年制がほとんどですが、東洋医療専門学校は3年制で金属床義歯実習や顎顔面補綴実習、CAD・CAM実習、審美歯科実習など多彩なカリキュラムが用意されている点が魅力。在学中は学校から研修を兼ねたアルバイト先を紹介していただき、授業で学んだことを活かしながら歯科技工の技術を磨きました。そこで得たアルバイト代で、学費を補うこともできました。
3年制教育で得た幅広いスキルが
認められて再就職ができた。
東洋医療専門学校を卒業後は一般的な歯科技工所に就職し、主に入れ歯や銀歯を作っていました。そこで2年間勤務したのですが、同じ職場の先輩との結婚を機に退職することになりました。その後、8ヵ月間ほど専業主婦をしていましたが、もう一度働きたいという気持ちが強くなり、東洋医療専門学校へ再就職の相談に行きました。先生方とは社会人になってからもよく連絡を取っていたのですが、卒業後も変わらず親身になってサポートしてくれるのは、この学校ならではの良さだと思います。
そのときに学校から紹介してもらったのが、今勤めている会社です。ここは一般的な歯科技工所とは業務内容が異なり、歯科医師向けにインプラント治療の支援システムを提供しています。もともと私は顎顔面補綴に興味を持っていたように、最新の技術を身につけて人の役に立ちたいと考えていたので、ぜひここで働きたいと思いました。東洋医療専門学校の3年制教育のなかで幅広い知識・技術を身につけていたこと、そしてこれまでの経験が認められ、無事再就職が叶いました。
東洋医療専門学校で学んだスキルを活かし、
CAD・CAMを用いた設計も行いたい。
私が勤務する会社では、まずインプラント用ソフトを用いて手術前のシミュレーションを行い、その結果を反映して手術を支援するサージカルガイドを製造します。そのなかで私が担当しているのは、このサージカルガイドの技工作業です。CAD・CAMで設計され、機械で加工されたものが私の手元にくるのですが、それを患者さんにぴったりと合わせるには、歯科技工士が微調整をする必要があります。通常の入れ歯の場合は患者さんに適合しなければ再調整ができますが、私が作るのはインプラント手術をサポートするものなので、わずかな歪みが手術の精度に関わってきます。それだけに仕事に対する責任の重みがあり、やりがいを感じています。この分野は、最先端のテクノロジーと職人技がミックスされた新しい歯科技工の仕事です。今は最終工程となる技工の部分だけを任されていますが、これからは東洋医療専門学校で学んだスキルを活かして、CAD・CAMを用いた設計にも携わっていきたいと思っています。
 
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上司の声
株式会社アイキャット
代表取締役
西願 雅也さん
いろいろな社会経験がある川口さんは、
仕事に対する目的や意識の高さが違います。
川口さんは一度大学で学んでからキャリアチェンジをして歯科技工士の専門学校に再入学しているだけあり、仕事に対する目的や意識の高さが違います。だから、私たちの仕事にとって重要な最終工程をまかせる際も、彼女なら大丈夫という安心感がありますね。私はいつも“最初”ではなく、“最後”に何を成しえたかが大切だと思っています。今、転職を考えている方も、キャリアチェンジをすることを決して恐れないでほしいですね。
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