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大崎 芳美さん

東洋医療専門学校に入学した決め手は3年制教育でした。

歯科技工士に興味をもったのは、母の友人がこの仕事をしていたから。昔からモノづくりが好きだった私にとって、いつしか「興味」が「目標」に変わっていきました。ただ当時の私は大学を卒業し、人材派遣会社の正社員として事務職を3年間務めていて、とくに不満はなかったんですね。しかも、歯科技工士はまったくの未経験。今の仕事をそのまま続けるか、それとも新しいやりがいを求めて歯科技工士をめざすか、すごく悩みました。とりあえずオープンキャンパスに行こうと思い、東洋医療専門学校を訪ねました。そこで先生方の説明を聞き、体験実習を受けてみて、仕事のおもしろさを実感したんです。そのとき、25歳。始めるなら早い方がいいと思い、入学を決断しました。実は、他の学校のオープンキャンパスにも参加したんですけど、この学校は少人数制なので先生と学生の距離が近く、きめ細やかな指導が受けられるところに魅力を感じました。それと、なんといっても3年制教育を行っていること。2年制の学校は国家試験対策のためだけの授業という印象を受けましたが、東洋医療専門学校ではそれ以外にも幅広いカリキュラムを学ぶことができ、就職後に活躍するうえで役立つと思いました。

クラスにはいろんな年齢の学生がいて、
みんなで楽しく実習に取り組めました。

モノづくりが好きということもあって、学校は楽しかったですね。授業が終わってからもまだまだ技術を磨きたくて、学校に居残ってクラスメイトとカービングの練習などをしていました。午後4時頃には授業が終わるんですけど、毎日午後7時から8時くらいまで居残っていて、先生に「早く帰れ」と怒られていました。でも、先生方も口ではそういいながら、カービングの出来映えをしっかりチェックし、アドバイスをしてくださっていたんですよ(笑)。そんなふうに、先生も含めてみんなで実習に取り組んだことがいい思い出です。入学の際には高校からの新卒者ばかりかなと思っていたのですが、私がいたクラスには同じ年齢の学生が5人いたほか、高校新卒以外の学生もいて、年齢を超えて仲がよかったですね。そのほかでは、海外研修でヨーロッパに出かけたことが印象に残っています。現地の歯科技工所と国内の歯科技工所ではスケールや雰囲気が全然違い、すごく刺激を受けたし、勉強になったことも数多くありました。海外の歯科技工を見る機会を与えてもらえ、視野や考え方が広がったことは、それからの私にとって貴重な体験になったと感謝しています。

日本で一番大きな歯科技工所のグループ会社で最終工程を担当。

私が今勤務している大阪義歯センターはデンチャーといって、簡単にいえば“入れ歯”を専門にする歯科技工所です。「和田精密歯研」という日本で一番大きな歯科技工所のグループ会社で、現在約60名の歯科技工士が働いています。一般的な技工所はデンチャーだけでなく、金冠も、ブリッジも手がけるところがほとんどです。しかし、ここではデンチャーを専門にしているため、ひとつの技術を完全にマスターできますし、完成品の精度もすごく高いので勉強になりますね。今は人工歯を並べたり、形成を行ったり、そのあとの段階として埋没から研磨まで最終的な仕上げを担当しています。自分が手がけたものによって患者さんの生活が向上する、そう考えるとやりがいを感じますね。将来は他の工程もマスターして、自分ひとりでデンチャーを完成できるようになりたい。よく、「やらないで後悔するなら、やって後悔した方がいい」といいますが、私は25歳のときに行動に移して夢をかなえることができました。もちろん、後悔なんかしていません。今迷っている方も、ぜひチャレンジすることをおすすめしたいですね。

武内 宏之さん

上司の声

株式会社 大阪義歯センター
取締役所長
武内 宏之さん

大崎さんは3年制で学んでいるため、
高度な技術の基礎ができています。

大崎さんは一度社会人を経験しているだけあって、仕事に取り組む姿勢が違いますね。休日でも自主的に出勤して、苦手なことを練習している姿をよく見かけます。それと彼女の場合、3年制の専門学校で学んでいるので、高度な技術に取り組む基礎を身につけているところも魅力です。歯科技工士の業界は人材不足で、これからも間違いなく仕事が増え、将来性も広がっていきます。大崎さんのように社会人を経験した方にも、ぜひ歯科技工士をめざしてほしいですね。

 

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