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未経験の社会人が鍼灸師になるには? 期間・学費・学校選びの完全ガイド
2026.02.2
鍼灸師は、東洋医学の知識と技術を活かし、人々の健康を支える専門職です。
「体の不調を感じて鍼灸の施術を受けたところ、症状が改善した。今は鍼灸師とは関係のない仕事をしているが、自分も将来鍼灸師になりたい」と考える人は、決して少なくはありません。
ここからは、「未経験の社会人が鍼灸師になるにはどうすればいいか」を、条件・期間・学費・学校選びのポイントから解説していきます。
目次
未経験の社会人でも鍼灸師になれるが、養成機関での勉強と試験合格が必須
医療・リハビリ関係の仕事に就いたことのない人であっても、鍼灸師を目指すことはできます。
ただ、鍼灸師になるためには、
- 養成機関(通常3年制)への入学~通学し、必要な科目を履修すること
- 国家試験に合格すること
という条件があります。
通信教育のみでは鍼灸師の受験資格は得られませんし、資格試験を突破しなければ鍼灸師になることはできません。
なお、厳密には「はり師」と「きゅう師」は別個の資格です。ただし実際にはこの2つを一緒に取得する人が多いことから、ここでは「鍼灸師」としてまとめてお話しします。
【期間・学費・学校選び】気になるポイントにお答えします
上で述べた通り、鍼灸師になるためには、学校に通うことが必要です。
ここからは、
- 期間
- 学費
- 学校選びのポイント
から、鍼灸師の学校選びの話をしていきます。
期間は3年or4年が基本
鍼灸師の学校は、3年もしくは4年です。そのため、高校卒業後、最短のルートで鍼灸師を志したとしても、取得できる最少年齢は21歳となります。
また、それほど数は多くはありませんが、大学院まで5年間をかけて学べる大学も存在します。
鍼灸師の学校は、夜間部と昼間部の2つがあり、両方ともかなり数が多いのが特徴です。また、学校によっては、夜間部と昼間部の2つの制度を敷いており、希望者が自身のライフスタイルに合わせて通う時間帯を選べるようになっています。
「今の仕事を続けながら、鍼灸師になるための受験資格を得たい」と考えている人は夜間部を選ぶと、経済面と学習面を両立できます。夜間部でも3年で卒業できるところは多いため、夜間部の学校に通ったとしても不利になることはありません。
学費は年間100万円~250万円程度+入学金
ここからは、学費と、それをサポートする制度について見ていきましょう。
学費
養成機関によって、学費は変わります。ただ、おおむね鍼灸師になるための養成機関の学費は、年間100万円~250万円+入学金 であることが多いといえます。比較的通いやすい学校ならば3年間で350万円程度、比較的高く設定されている学校ならば800万円程度で鍼灸師の受験資格を得られることになります。
なお、東洋医療専門学校の場合は、夜間部は110万円×3年間+入学金20万円=350万円、昼間部は140万円×3年間+入学金20万円=420万円です(※授業料のみ、教材費・諸経費別)。
支援制度
養成機関の学費の負担を減らす支援制度は、いくつかあります。
1.奨学金
奨学金は、
- 返済不要
- 返済は必要だが、無利子
- 返済が必要で、かつ有利子
のものに分けられます。
また、養成機関の学費の負担を減らす支援制度は、奨学金のほかにもいくつかあります。
2.専門実践教育訓練給付金制度
専門実践教育訓練給付金制度は、「2年以上にわたって雇用保険の被保険者として働いていた人で、かつ現在被保険者として働いているもしくは失業してから1年以内の人」を対象とする給付金制度です。つまり、「学び直しを目指す社会人をサポートする制度」と考えてよいでしょう。
この専門実践教育訓練給付金制度の恩恵は非常に大きいものです。上で「東洋医療専門学校の鍼灸学科の夜間部の場合は350万円かかる」としましたが、専門実践教育訓練給付金制度を最大限に活用すれば、最大192万円の給付が受けられます。
3.学校独自の制度を利用する
これ以外にも、それぞれの学校が独自に支援制度を設けています。内容は学校によって大きく異なりますが、
- 兄弟姉妹が同じ学校に通っている人
- 入学時に、ほかの医療系国家資格をすでに持っている人
- 卒業生からの紹介で進学を考えている人
などが対象となります。
学校独自の制度を利用した場合、学費の一部免除、また入学金の免除が受けられることが多いといえます。奨学金や専門実践教育訓練給付金制度との併用が可能なところも多いので、これもチェックしておきましょう。
学校選びのポイント
社会人から鍼灸師を目指す人にとって、「学費」「通う期間」「支援制度」は非常に重要なものです。ただ鍼灸師の学校はかなり多いため、これらで絞り込んでも、最終的に通う学校をどこにするべきかを迷う人もいることでしょう。
そのような人は、
- 通いやすさ
- 国家資格試験合格率
- 就職率
の3つのポイントに注目して、受けるべき学校を決めるのがおすすめです。
通いやすさ
鍼灸師の学校には、最低でも3年間通い続けることになります。そのため、「通いやすさ」も見ておく必要があります。
自宅からどれくらいかかるのかはもちろん、どのような通学方法が可能か、終電(終バス)は何時か、危ない道を通らないか、などを確認します。可能であれば、通学する時間帯・帰宅時間の両方で、実際に足を運んでみるとよいでしょう。
特に、「現在の仕事を続けながら、夜間部の鍼灸師学科に通う」という場合は、学校⇔職場⇔自宅、それぞれのアクセス状況をしっかり調べる必要があります。
国家資格試験合格率
鍼灸師になるためには、国家資格試験に合格することが必須です。在学中の成績は国家資格試験突破のための目安とはなりますが、本番の試験で能力を発揮できなければ、鍼灸師になることはできません。そのため、鍼灸師の学校を選ぶ際には、「国家試験の合格率」を見ることが非常に重要です。
鍼灸師の国家資格試験の合格率は、おおよそ80パーセント~90パーセントです。「本校の学生の合格率は90パーセント以上」としている学校があればなお安心です。
就職率
「今の仕事を離職してでも、鍼灸師になりたい」という人は、単純に資格を得るためだけではなく、「得た資格を使って働きたい・人の役に立ちたい」と思っていることが多いといえます。
そのため、国家資格試験の合格率同様、「就職率」も学校選びにおいて非常に重要な基準となります。
これも90パーセントを超えることが望ましいのですが、100パーセントに近ければ近いほど安心です。
なお鍼灸師は独立開業が認められている仕事です。そのため、「学校を卒業後にすぐに開院したい」という人は、そのような学生を受け持った経験が豊富な指導者がいる学校を選ぶべきです。
未経験からでも鍼灸師は目指せる!
今まで医療関係の仕事をしたことのない未経験の社会人であっても、鍼灸師を目指すことはできます。
ただし鍼灸師になるためには、通学が必須です。通信教育のみでは、受験資格を得ることはできません。また、鍼灸師になるためには、国家資格試験を突破する必要があります。
学校に通う期間は、最低でも3年、長ければ5年かかります。また、夜間部と昼間部があります。学費は350万円~800万円程度です。ただし、さまざまな支援制度を使えば、経済的な負担を押さえることはできます。
学校を選ぶ際には、「通いやすさ」「国家資格試験合格率」「就職率」で選ぶと間違いがありません。
東洋医療専門学校の鍼灸師学科の国家資格試験合格率は95.4パーセント、就職率は100パーセントです。卒業後すぐに独立開業をした卒業生も多く、経営に関するアドバイスや指導も行っています。「安心できる学校に通いたい」という人は、ぜひ当校の門を叩いてみてください








