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歯ぎしりしてる?セルフチェック方法と対策【お口トラブル119】

家族から「歯ぎしりがうるさい」と言われたことはありませんか?歯ぎしりの音は、イビキに次いで一緒に寝ている人を不快にしてしまう騒音です。治したい・治してほしいと思っている人も多いはず。

 

歯ぎしりは咬むための筋肉の習慣的な癖の一種で、総称して「ブラキシズム」といわれています。

 

◆ブラキシズム3つのタイプ

・グライディング

上と下の歯をギリギリと擦り合わせるタイプ。いわゆる歯ぎしりで、睡眠時に生じる

・クレンチング

強く噛みしめるタイプ。音がしないので気づきにくく、昼夜問わず無意識に行っていることが多い。

・タッピング

カチカチと上下の歯を小刻みに接触させるタイプ。

 

 

◆歯ぎしり食いしばりを放っておくとどうなる?

歯ぎしりや食いしばりは、人によっては100キロもの力が歯や顎にかかっているとも言われています。

放っておくと歯がすり減り知覚過敏になったり、

歯茎にもダメージを与え歯周病が発症したり、

重度になると、顎関節症を招く場合もあります。

歯や顎だけではなく、頭痛肩コリの原因にもつながります。

また、一緒に寝ている人の不眠によるストレスによって、あなたとの関係悪化につながることも・・・。

 

たかが歯ぎしりと放っておくのは危険です!

 

 

◆私もしている?歯ぎしり・食いしばりチェックポイント

睡眠時の歯ぎしりも、音のしない食いしばりも意外と自分では気づきにくいもの。

そこで自分が歯ぎしりや食いしばりを行っているか簡単なチェックポイントがあります。

 

まずは、鏡で自分の舌の周りを見てみましょう。

 

①舌の横の先に凹み(歯に押し付けた跡)がある。

 

②下あごの内側に丸く出っぱった硬い隆起がある。

 

③頬の内側に横に線がある。

 

このような症状があると歯ぎしりや食いしばりを行っている可能性が高いです。

 

 

◆原因はなに?

睡眠時の歯ぎしりは子供にも多いのですが、実は子供の歯ぎしりはあごや生える歯の位置を決めるためのもので特に心配はいりません。

ただし成人の場合、喫煙や飲酒などによる浅い睡眠の影響もありますが、最も大きな原因はストレスといわれています。

ストレスが多い現代社会において、ストレスを無くすことは至難の業・・。というか不可能に近いです。

そのため現在でも根本的な治療法は見つかっていません。また、ストレス発散の行為の場合、それを止めてしまうことでまた別の癖が出てしまう場合もあります。

 

 

◆治療より緩和が大切

歯を守るナイトガード

 日中の食いしばりは気付いた時に力を抜くようにすればいいのですが、睡眠中は無意識のため気を付けることが難しいです。

そこで歯ぎしりや食いしばりから歯を守る方法としてはナイトガードがオススメ。

ナイトガードとは睡眠時専用のマウスピースの事です。このナイトガードを付けて寝ることで、歯ぎしりをしても歯を傷つけることが無く、また不快音も緩和されます。

歯医者で5000円ほどで作ることができるので、歯ぎしりや食いしばりでお悩みの方は試してみるのはいかがでしょうか?

 

ナイトガードのについて詳しく知りたい方はコチラの動画をチェック

 

コリをほぐす咀嚼筋マッサージ

食いしばりによって強張った筋肉をほぐすマッサージもオススメ。主に使っている筋肉はこの二つ。

側頭筋・・こめかみあたり、耳の上の筋肉

咬筋・・エラあたりにあり、噛みしめるとプクっと膨れる筋肉

 

マッサージの方法

口の力を抜き、筋肉に両手の中指と薬指を当て、円を描くようにほぐします。

各筋肉を3~5分ほど行います。

 

強い食いしばりによる負担を一時的に和らげることにつながります。

日常的に繰り返していくことで、お口にかかる負担を抑え、発達した筋肉を緩め小顔効果にもつながります。

 

 

いかがだったでしょうか?

お口のトラブルはあなたの身体にも影響します。

これからもお口の健康のための情報を紹介していきますので、お口から元気な身体作りをしていきましょう!

この記事を書いたのは・・・?

歯科技工士学科 石田先生

この記事を書いたのは・・・?

歯科技工士学科 教員 石田 真里先生
歯科技工士