歯科技工士学科の
卒業生インタビュー
昼間3年制
現場で活躍する卒業生
VOL.01
自分の成長が楽しくて
仕方なかった学生時代。
その気持ちを忘れず
新しいことに挑戦し続けたい。
有限会社 Zahn 勤務
H28年 歯科技工士学科 卒業
東 亮太さん (奈良県立 五條高校
出身)
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手先が器用だからと母に勧められたのが歯科技工士。それから知り合いの歯科技工士に会いに行ったり、オープンキャンパスに参加したり、知れば知るほどこの仕事を極めたいと思うようになりました。選んだ学校は東洋医療専門学校。3年制教育の内容の濃さに惹かれましたね。実際、東洋医療専門学校で過ごした3年間は、今までで一番勉強を頑張った3年間で、一番楽しかった3年間になりました。基礎の技術ももちろんですが、最新のCAD-CAM機器や入れ歯の金属床、世界レベルの審美歯科など、最先端の技術を学べたことが大きかったです。特に海外研修で世界最高峰の会社のスタッフに自分の技工物を評価していただき表彰された経験は忘れられません。現在勤務しているデンタル・ラボ(歯科技工所)でも、CAD-CAMや審美歯科に関われているのは東洋医療専門学校で学んだ技術のおかげです。3年制教育で得たスキルを磨き上げ、自分のデンタル・ラボを開業することが今の目標です。
上司の声
3年制教育は今の技術を身に付けるには必要な期間。
有限会社 Zahn 代表取締役
田中 利哉さん
私どもではインプラントなどの自費診療を中心に、また、いち早くデジタル技工にも力を入れています。歯科技工士という仕事は、ただのモノづくりではなく、患者さんの生活や人生をより良くする仕事。だから技工物の先にいる患者さんを想い浮かべながら仕事をすることが大事だと教えています。これからますますIT化が進む歯科技工業界では、口腔内の設計や医師と共に治療計画を行うなど、モノづくりを超えた力も求められてくるでしょう。東洋医療専門学校の3年という期間は、今、現場で求められる技術を身に付けるにはおのずと必要となる期間だと思います。
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VOL.02
歯並びがキレイになる感動を
たくさんの患者さんにも
味わってもらいたい。
医療法人 島矯正歯科 勤務
H27年 歯科技工士学科 卒業
照屋 みさきさん (沖縄県立 小禄高校 出身)
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私はこちらの矯正専門の歯科医院で、唯一の歯科技工士として働いています。作業工程の組み立てから納期の管理まで自分のやり方で進めています。入職当初は、自分ひとりでできるのかという不安もありましたが、東洋医療専門学校で常に自分自身で手順を考え作業を進めるよう指導していただけたことが役に立ちました。また、矯正装置を院長から褒めていただいたときには、現場で通用する技術力を実感しました。福井県にあるこちらの歯科医院に出会えたきっかけは、学生時代から付き合っている方の福井への就職。希望の場所で「矯正に携わりたい」という夢を叶えてくれた先生方と、卒業してすぐの私を信頼し雇ってくださった院長に感謝するとともに、全国どこでも働けるこの資格の魅力を実感しました。私も矯正をしていた患者の一人。あの頃に感じた歯並びがキレイになる喜びを私の患者さんにも味わってほしい。たくさんの人に笑顔と感動を届けるこの仕事を結婚や出産をしてもずっと続けたいですね。
上司の声
優れた教育は“伸びる人材”が育つ、
照屋さんを見ていると3年制教育のレベルを実感します。
医療法人 島矯正歯科 院長 歯学博士
島 芳夫さん
当院は矯正専門の歯科で、子供から大人まで様々な患者さんがいらっしゃいます。以前は矯正装置を外注していたため、細かな指示や急な患者さんへの対応ができず、院内に歯科技工士の必要性を感じていました。卒業してすぐの照屋さんを選んだ理由は、誰にも負けないやる気を感じたから。技術はこれから育てる気持ちでいましたが、とても1年目とは思えない仕事ぶりに、今ではほとんどの装置を任せています。歯科業界は、虫歯治療などに変わって矯正などの自費診療の分野が増えています。選択肢が増えた現代だからこそ、様々な患者さんの要望に応えられる技術力は強みになるでしょう。
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VOL.03
開業できたのも
色んな可能性に気づかせてくれた
3年間のおかげ。
匠 デンタルラボラトリー 開業
平成19年 歯科技工士学科 卒業
代表 匠原 響さん (大阪府立 金岡高校 出身)
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大学で建築を学んでいましたが目標が定まらず、以前から興味を持っていた歯科技工士を目指したいと思うようになりました。周りの友人が就職していく中、自分だけが進学することに不安はありましたが、やらない後悔はしたくない、と進学を決意。この学校を選んだのは3年制教育で現場即戦力になるための色んな技術が修得できるから。国家試験対策ばかりの2年制よりも、卒業後絶対に役立つと思いました。3年間は、本当にあっという間でしたね。当時はそこまで感じませんでしたが、今となっては現場で使用する機材は学校の授業で触れたものばかりで、他校の同期と違い初めて見たり経験したりというものが圧倒的に少なかったです。卒業後は10年間臨床を経験した後、歯科医師である兄と共に開業。従業員から経営者となり大きな責任が生まれましたが、自分のやりたい技工が出来るという、雇われていた時にはできない貴重な経験をさせてもらっています。
この業界は新しい技術が絶えず出てきますがそれに挑戦することに大きなやりがいと面白さを感じています。自信を持ってチャレンジできるのも、この学校で学んだ知識や技術が土台にあるからこそ。今後も挑戦を恐れず患者さんの笑顔を第一に考えられる歯科技工士として突き進んでいきたいです。
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