夏季休暇における諸注意について | 医療系の国家資格取得なら大阪の東洋医療専門学校

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新型コロナウイルス
感染症への対応

本校の学生、保護者等の皆さま

東洋医療専門学校
学校長 太田 宗夫

夏季休暇における諸注意について

コロナ禍により当初の予定とは異なりますが、いよいよ本校でも夏季休暇に入ります。長期休暇中は苦手分野の自主学習やアルバイトなど有意義な時間でもありますが、ちょっとした油断で危険なことに遭遇するリスクもあります。今年は新型コロナウイルス感染予防対策も含め、この夏季休暇を安全に有意義に過ごしていただくための『コロナ時代の夏季休暇八策』を作成いたしました。既に学生の皆さんには配布していますが、保護者の皆さまもご一読の上、ご子息への注意喚起をよろしくお願いいたします。

~コロナ時代の夏季休暇八策~

  1. 不要不急の外出自粛

    感染機会を大きく軽減できます。人手の多い日中は特に注意を要しますが、夜間は恐喝・暴行・性犯罪など別のリスクが高まる時間帯です。夜間の徘徊も極力避けましょう。

  2. マスク着用・手洗い消毒

    もっとも基本的で簡単にできる感染予防です。夏季休暇中も継続しましょう。ただしマスクの着用は熱中症を引き起こすこともあるので、社会的距離(2m以上)が確保できる場合は外しても構いません。例年以上にこまめな水分補給を心がけましょう。

  3. 3密を避けて

    密閉・密集・密接の3密からクラスターが発生します。カラオケボックス、ライブハウス、スポーツジムなどへの出入りは避けましょう。上記以外でも複数名が室内に集まるのはできるだけ避けましょう。やむを得ない場合はマスクの着用に加え、こまめに換気してください。

  4. 体調管理で丈夫な体

    バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動は感染防止、熱中症予防、夏バテ軽減の基本です。頭痛、めまい、立ちくらみ、ほてり、筋けいれん、だるさ、吐き気、発汗異常、皮膚温上昇、意識レベル低下などは熱中症を疑ってください。水分、ミネラルを補給し、体を冷まし、足を高くして休むなどで対応しましょう。改善されなければ医療機関を受診しましょう。

  5. 会食はしばらく控えて

    緊急事態宣言が解除されて以降、最近では仲間内での飲み会など、会食で感染するケースが相次いでいます。会食は避けるのが無難ですが、どうしても必要な場合は感染予防対策がしっかりなされている店を選び、飲食中は大声での会話は避けましょう。

  6. SNS 投稿は慎重に

    SNSで発信した情報は、皆さんが思っている以上に簡単に流出、漏洩・拡散し、一度発信した情報は削除できません。友人に発信しているつもりでも世界中で閲覧できる設定で思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。(未成年の飲酒や喫煙がSNSから発覚、本人に問題はなくても背後に写る友人に問題があった、差別的発言で非難をあびた、など)発信する際の写真や言葉の選択は慎重におこなってください。

  7. 水難事故に要注意

    命に関わる事故になる可能性が高いのが水難事故で、その8~9割が夏に起こります。水遊びや魚釣りなどでの事故が多く、河川の急な増水による事故も昨今増加しています。事故に遭わないためには、危険な場所に近寄らない、悪ふざけをしない、適切な服装・装備の準備、悪天候時は避ける、天候の変化には敏感に、健康状態の悪いときは避けること(飲酒後の遊泳は厳禁)などが重要です。泳ぎに自信があっても十分注意しましょう。

  8. 違法薬物 絶対ダメ!!

    覚せい剤などの麻薬・大麻・危険ドラッグの所持・使用・販売は絶対にしてはいけません。少しだけ…と手を出すと、一生が狂ってしまうことにもなりかねません。

※道路交通法違反・未成年の飲酒喫煙・違法薬物など、犯罪行為により前科がついてしまうと、国家資格の取得ができなくなり将来の夢が絶たれてしまう可能性が高くなります!

上記の八策を確認いただき、自己管理に努めてください。この長期休暇中に新型コロナウイルスに感染した場合、そのほかトラブルが発生した場合はすみやかに担任に報告、相談してください。休暇明けに皆さんが元気に登校されることを心待ちにしています。