2019.10.26

歯科技工士になるには

 

歯科技工士になるには

将来の職業を考える際に、歯科技工士という仕事を聞き、どういった職業なのか気になっている方もいるでしょう。歯科技工士とは、入れ歯やインプラントなどを作成する仕事です。

歯科医院で働くこともありますが、歯の治療をする医者とは少し異なります。ここでは歯科技工士の仕事内容や、歯科技工士になるにはどうしたら良いかについてお伝えします。

歯科技工士とは?仕事内容は?

 

歯科技工士とは、歯科医師の指示や患者の歯型をもとに、入れ歯差し歯被せものインプラントなどを作成したり、メンテナンスをしたりする仕事のことです。特殊な技術をもとに歯科医療を支える、医療技術専門職です。

歯の大きさや形、噛み合わせは人によって異なります。例えば、詰めものの大きさが少し適切ではなく、噛み合わせが上手くいかない場合には、違和感があって集中できなくなってしまったり、満足に食事を食べられなかったりすることもあるでしょう。

そのため、歯科技工士は、それぞれの特徴に合わせて寸分たがわず、入れ歯や詰めものなどを作成する技能が必要になります。

患者さんと接することは少ないですが、失われた歯を復元させることで患者さんの笑顔を作り、歯科医療を陰で支える縁の下の力持ち的な存在です。

代表的な歯科技工物には何がある?

総義歯 (総入れ歯)総入れ歯のことで、歯が1本もなくなった場合に使う入れ歯のことです。口腔内の粘膜につけることで固定します。

歯科技工の種類 概要
インレー 詰め物のことを言います。虫歯の治療で歯を削った後に欠けた部分を補う形状の詰めものを金属や強化プラスチックなどで作成します。これをセメントなどを使って装着し、歯の形状や機能を回復します。
クラウン 「組歯」のことです。インレーと同様に虫歯治療によって欠けた部分を補うための歯科技工物となりますが、クラウンの場合には人工クラウン(冠)を歯に被せるようにします。治療の範囲が1本の歯のごく一部であればインレー、1本の歯の全体に及ぶようならクラウンが使われます。
ブリッジ 歯がなくなってしまったところの両隣の歯を支えとして取り付ける義歯の事です。橋を渡すように義歯を入れることからブリッジと呼ばれています。
局部義歯 (部分入れ歯) ブリッジ同様に部分的に失った歯を補う歯科技工物のことです。ブリッジとの大きな違いとしては、局部義歯は取り外しができる点にあります。
インプラント 医療器材を体に入れることの総称です。顎の骨に人口の歯の根を埋めて、それを土台にして支台部(アバットメント)と人工歯(上部構造)を入れて、歯の形や機能を回復します。
矯正装置 歯並びや顎の位置がずれている場合に、適切な位置にするための装置のことです。矯正歯科などで使われます。
マウスガード ボクシングなどのスポーツでよく使われるもので、マウスピースとも呼ばれます。歯で口腔内が傷つくことを予防することなどを目的として使われます。

歯科技工士が活躍する職場とは?

歯科技工士は主に、歯科医院や歯科技工所、病院、歯科材料メーカーなどで活躍します。割合的には歯科技工所で働く方が多いです。

歯科技工士になるには?

歯科技工士になるには、どうしたら良いのでしょうか?まず、歯科技工士として働くには、歯科技工士国家試験に合格することが必要になります。

国家試験を受験するためには、文部科学大臣の指定した歯科技工士学校、あるいは都道府県知事の指定した歯科技工士養成所で全過程を修了して卒業することが必要です。

歯科技工士の学校や養成所では、歯科治療で使う材料の種類や特性を学ぶ歯科理工学、歯や顎について学ぶ額口腔機能学歯の解剖学、歯科技工物について学ぶ有床義歯技工学歯冠修復技工学などを履修します。全体的な流れとしては以下となります。

歯科技工士になるための流れ

歯科技工士国家試験の概要

歯科技工士国家試験には、学説試験と実地試験があり、以下の科目から問題が出されます。

学説試験 歯科理工学/歯の解剖学/顎口腔機能学/有床義歯技工学/歯冠修復技工学
矯正歯科技工学/小児歯科技工学及び関係法規
実地試験 歯科技工実技

歯科技工士の合格率

<合格率の推移>

年度 受験者数 受験者数 受験者数
令和元年度 882名 838名 95.0%
平成30年度 839名 798名 95.1%
平成29年度 952名 902名 94.7%

※出典:一般財団法人 歯科医療振興財団「歯科技工士国家試験

国家試験のため不安に感じるかもしれませんが、上記のように合格率が高い特徴のある試験です。学校でしっかりと学び、その知識やスキルを試験で発揮できれば高確率で合格することができるでしょう。

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Q. 国家試験合格率と就職率が100%なのはなぜ?

A. ワンランク上の歯科技工士を養成しているから

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年収はどのくらい?

年収はどのくらい?

将来の職業を考えるうえでは、年収もやはり気になりますよね。会社等に勤務している方と、自営の方に分けて、何%の方がどのくらいの年収なのかをお伝えします。

収入 勤務者 自営者 全体
~300万円 33.7% 24.7% 29.8%
300~500万円 36.3% 24.6% 31.3%
500~700万円 14.5% 16.9% 15.4%
700~900万円 4.5% 8.0% 6.0%
900万円~ 1.6% 11.4% 5.8%
無回答 9.6% 14.3% 11.6%


※1 出典:公益社団法人 日本歯科技工士会「2018歯科技工士実態調査報告書

特に600万円以上になると、勤務者よりも自営者のほうが総じて高いことが分かります。例えば、1,000万円以上の高所得層に関しては勤務者だと1.4%に対して自営者は10.4%となっています。

このように独立して開業した自営者のほうが、給与水準が高い特徴があります。そのため、歯科技工士を目指すのであれば、技術を磨いて独立開業することも視野に入れておくと良いでしょう

学校の選び方とは?

歯科技工士になるには、高校卒業後、特定の大学や専門学校に通う必要がありますので、高校在学中には、どの学校にすべきか選ぶことになります。

選択肢として一般的なのが2年制の専門学校です。この他の選択肢としては、3年制の専門学校、4年制の大学、2年制の短期大学、が挙げられます。

特にこだわりがないという方なら2年制の専門学校を選択すれば良いですが、その場合には実質1年半しか技術を学ぶ期間がありません。

卒業前の半年は歯科技工士国家試験の勉強をすることに加え、就職活動が入るからです。実質1年半の学びでは不安を感じる方も多く、「もう少し技術を磨いてから実践に移りたい」という声も耳にします。

3年制であれば、じっくりと技術を学ぶことができ、自信を持って現場につくことができます。また、当然2年制よりも技術力のある状態で現場に赴くために、即戦力として活躍するでしょう。

東洋医療専門学校は、全国で唯一の3年制教育を実施。

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1年半しか技術が学べず、2年次に受験する国家試験や就職試験に必要な技術レベルに達するのが難しいからです。そこで東洋医療専門
学校では、3年制の教育を実施しており、国家試験や就職試験を突破できる技術レベルに到達するまで指導しています。

Q. どうして3年制教育なの?

A. 業界が3年制教育を求めているから

全国の歯科技工士会の会長にアンケート調査を行ったところ、多様化する歯科技工士の業務内容に対応できる技術を習得するのに2年では優れた歯科技工士の育成ができないとの意見が多くを占めています。

東洋医療専門学校も、当初は2年制教育の学校でしたが、業界のニーズに応えるべく、3年制教育の学校として全国に先駆けて開始しました。2年制教育との学校の違いには次のようなものがあります。

Q. 2年制教育との違いは?

A. 業界が求める歯科技工士の技術が学べる授業時間と内容が違います

従来の2年制教育では、国家試験対策に時間をとられるあまり、歯科技工士として業界で求められる高度な技術習得の時間を確保することが困難です。

東洋医療専門学校では、歯科技工士の基礎を身に付けるだけでなく、「CAD-CAM」「インプラント技工」「レーザー溶接」など業界のニーズに応える技術が習得できる充分な授業時間と内容を確保できるところにあります。

Q. 3年制教育の実力とは?

A. 歯科技工士の技術を競う
コンテストでNo.1!

2年制教育では得られない、充実した授業時間と内容で優れた技術を習得した学生がコンテストで多くの賞を受賞しています。

  • 最優秀賞を受賞
  • 金賞を受賞
  • 最優秀賞を受賞
  • 最優秀賞発表賞を受賞

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歯科技工士にはこんな人が向いている!

  • ・新しい技術を吸収できる向上心のある人
  • ・モノ作りが好きな人
  • ・手先の器用さと繊細な感覚を持ち合わせた人

手先が器用な人が歯科技工士に向いているとお伝えしましたが、もちろん器用でなくても歯科技工士として活躍することは可能です。

今このタイミングで手先が器用かどうかよりも、向上心を持って練習しようとする情熱があることのほうが大切とも言えるでしょう。

何度も反復して練習することで、1つひとつの作業が速く正確になります。「歯科技工士になりたい!」こうした情熱を持っている人なら歯科技工士として活躍できるに違いありません。

ここまで歯科技工士の仕事について、歯科技工士になるにはどうすべきかについてお伝えしました。高齢化が進んでいることもあり、詰めものや入れ歯に関しての需要は高くなる一方でしょう。

さらに、インプラントや矯正歯科など、美しい歯を目指す人も少なからずいます。こうした背景もあり、これからも歯科技工士は求められる職業と言えます

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