医療の豆知識
Toyo Medical College
国家資格が取れる専門学校の選び方
2022.10.26
「専門学校」とは、その名の通り「各職業に特化した専門的な授業を受けられる学校」のことです。将来の目標によって進路を選ぶ方法は異なりますが、日本国内には公立や私立などを含めると「3,000以上の専門学校が存在する」ので、数や種類の多さからどうしても学校選びに迷ってしまうものです。そこで、今回は国家資格を取得したい人のために具体的な専門学校の選び方や、大学との違いなどについて詳しく紹介致します。
専門学校で学ぶメリットって?大学との違いは?
実績のある講師から学べる
専門学校で講義を担当する講師は、それぞれの業界に精通した人が担当するケースが多くなっています。
例えば、医療系の専門学校であれば、実際に医療現場で治療や施術にあたっていた医師の方が講師となることも珍しくありません。
業界に精通した確かな実績を持つ人が講師となる分、就職に必要な技術や知識を身に付けやすいのが特徴です。仕事に役立つアドバイスを専門家に直接聞けるという点も、専門学校で学ぶ大きな利点と言えます。
就職に必要な資格が取得できる
専門学校では、カリキュラムの一環として就職や仕事に必要となる資格を取得できる学校が数多く存在します。
中には、専門学校を卒業することで資格試験が免除されたり、資格取得に必要な技術を証明できたりするケースもあります。
たとえ独学では取得の難しい資格であっても、専門学校で学ぶことで効率良く資格取得を目指すことができます。
仕事に役立つ技術が身につく設備が充実している
各職業に特化した専門的な授業を受けられるという特性上、専門学校は大学よりも道具や設備の面が充実しています。
実際の診療で使用する医療機器や施術に用いる美容機材など、業界ごとに様々な設備が整っています。現場と同じ道具や設備を使ってカリキュラムを受けられる分、より実践的な知識と技術を身に付けることができます。
修業年数が異なる
専門学校と大学とでは、卒業までの修業年数が異なります。
具体的には、一般的な大学が卒業までに4年間(医学部や歯学部は6年間)の修業年数が必要なのに対し、専門学校の修業年数は1年から4年前後と業界ごとにバラバラなのが特徴です。
職業と密接に関連した教育で、即戦力を育成するという目的がある分、「短期間で技術や知識を身に付けたい」という方に向いていると言えます。
就職に強い
専門学校には業界に精通した講師の人が多い分、実際の就職に関しても手厚いサポートが受けられます。
講師以外にも、専門学校ではキャリアカウンセラーを常駐させているケースも多く、学生に合わせた就職指導を行っているのも特徴です。
就職に必要な確かな知識と技術を身に付けられることに加え、密接な就職サポートによって、就職のしやすさを実現しています。
中には、専門的な能力を備えた人材を確保すべく、企業が専門学校に直接求人を出すこともあります。
このほかにも専門学校と大学とでは「入学方法」や「卒業後に与えられる学位」、「具体的な学校数」など様々な部分が異なります。
学校選びの際は、それぞれの特性を見極めたうえで「どちらを選ぶべきか」、「どこに入学すべきか」を検討する必要があるでしょう。
専門学校はなぜ就職で強いのか
専門学校における就職の強さは、「即戦力で働ける人材を求める企業が多い」という事情が関わっています。
現代はとくに「人材を現場で育成する余裕がない」というケースも多く、確かな知識と技術を備える人材の需要が高まってます。
職業に役立つ講義は大学でも受けられますが、大学の講義はどちらかと言えば「幅広い教養を身につける」ことに重きを置いているため、実践よりも学術的、理論的な講義が重視される傾向にあります。
反対に専門学校は、より実践的な内容を身に付けることに重きを置いています。即戦力が求められる現代においては、「質の高い講師」と「充実した設備」によって、高い実力を備えた人材を育成できる環境の整った専門学校に注目が集まっています。「就職に必要な知識と技術を身に付けたい」、「専門資格を取得したい」というケースにおいては、大学よりも専門学校への入学を推奨します。
専門学校を選ぶ前に
さて「専門学校は就職に強い」というのは先の項で紹介した通りですが、「就職がしやすいから」という理由で、ただ漠然と専門学校選びを行うことはあまりおすすめしません。
就職に強いからこそ、「自分は将来どんな仕事に就きたいのか」という目的をしっかりと持ったうえで学校を選びましょう。
将来的な目的意識がないと、たとえ専門学校に入学をしても授業に身が入らず、ただ時間を浪費してしまうことにも繋がりかねません。
学校を選ぶ上で、明確な目的意識を持つためには、まず「専門学校にはどんな分野があるのか」を知っておくと良いでしょう。
分野の種類を知っておけば、就きたい仕事の知識と技術を身に付けられる学校を選びやすくなります。
具体的な分野として、専門学校には医療や美容、保育、建築、金融、公務員など仕事や業界ごとに特化したものが数多く存在します。
専門学校だけに限らず、学校を知ることは夢を叶えるうえで重要となるため、必ず行うようにしてください。
中には、専門学校を選ぶ上で「人気の高い分野はどこ?」「安定性が高く手に職を付けやすい分野は?」という点が気になる人も少なくないでしょう。
数ある分野の中でも、現代は「医療系の国家資格を習得できる専門学校」に人気が集まっています。これは、高齢化社会の現代において、医療系の資格を持った専門家の需要が伸びているためです。
専門学校で取得できる医療系の国家資格には、高齢者の健康維持を支える歯科技工士や、身体機能の回復を担う柔道整復師など様々なものが存在します。
東洋医療専門学校は、
手に職がつく「医療系国家資格」が取れる専門学校。
東洋医療専門学校では、近年需要が高い「医療系国家資格」を取る人材を育成しています。
東洋医療専門学校が育てているのは「歯科技工士」「柔道整復師」「救急救命士」「鍼灸師」です。このうち「歯科技工士」「鍼灸師」「柔道整復師」には、医師や歯科医師と同じように「独立開業権」が与えられています。
将来、自分の歯科技工所、鍼灸院、整骨院を開設し、社長、院長として自身のやりたいことを追求していくことも可能です。「開業権」があるということは「定年」がありませんので、健康である限りは60歳を超えても仕事をすることができます。
さらに詳しく知りたい方には、カリキュラム内容、学校での生活、卒業後の進路が分かる「学校案内」を無料して進呈しております。国家試験対策に強い「東洋医療専門学校」で学んでみませんか?
学校選びのポイント
専門学校の分野や種類を把握できた後は、実際に「どんな学校があるのか」を調べましょう。
かつては、高校または中学校の進路指導室に置いてある資料を通じて専門学校の情報収集を行う方法もありましたが、現代においてはインターネットを活用する方法が便利です。
ほとんどの専門学校は公式サイトを運営しているので、取得できる資格や目指せる職業などの情報収集を手軽に行うことができます。
より詳しい情報が知りたいという人の場合は、資料請求などのフォームを通じて、学校の詳細な案内資料を請求するのも手です。
また、「学校や教室の雰囲気を知りたい」、「実際にどんな授業を行ってるのかを体験したい」という方であれば、オープンキャンパスや体験入学などを通じて、専門学校に足を運びましょう。
専門学校によっては、公式サイト上に具体的な日程表や事前予約などを行うフォームを設置している学校も多く、手軽にオープンキャンパスや体験入学へ参加ができます。
オープンキャンパスや体験入学の内容は学校ごとに異なりますが、先生や在校生に直接質問をしたり、実際にカリキュラムを受講したり、公式サイトや案内資料だけでは把握しにくい情報を得ることができます。
専門学校を比較するポイント
とはいえ、専門学校の公式サイトやパンフレットを熟読したり、足しげくオープンキャンパスに通ったりしていると、「学校の数が多すぎて選びきれない」と悩んでしまうケースも少なくありません。
そこで、以下の項では「どこの専門学校に入学するべきか」を決めるため、専門学校選びで比較すべきポイントを紹介しましょう。学校の比較検討をするうえで重要となるのは以下の5点です。
学べる内容
たとえ同じ分野であっても、専門学校ごとに年間授業数や取得できる資格、講師の経歴や人数、実習の内容などは大きく異なります。
それぞれを見比べた上で「何を学べるのか」、「最も目的を達成しやすい学校は」を比較検討すると良いでしょう。
学校設備
学べる内容と同じく、専門学校ごとに教室の広さや講義で使用する設備の充実度も変化します。
「より快適な環境の学校に通いたい」、「最新設備の整った学校が良い」という人であれば、専門学校で導入している設備に関しても、検討要素に加えることを推奨します。
就職へのサポート体制
専門学校は、学校ごとに具体的な就職実績や国家資格の合格率などを公開しているため、学校選びの参考になります。
なりたい職業や合格したい資格が明確な人ほど、より高い実績を備えた専門学校を選ぶと良いでしょう。中には、実際の授業の様子や在校生へのインタビューを動画やコラムを通して掲載しているケースも多く、これらも学校の雰囲気を把握する上で役立つポイントです。
学費
専門学校に限らず、学校選びにおいて「学費の金額」は重要な要素です。専門学校によっては、入学金だけでは授業や実習で使用する道具や参考書の費用が発生することもあるので、卒業までの金額を明確化しておくことをおすすめします。
中には、奨学金制度を設けている専門学校もあるので、経済的な負担を軽減したいという方であれば、事前に有無を調べた上で利用を検討するのも手です。
入学選考方法
専門学校の入試方法は、大学と同様に一般入試、推薦入試、AO入試など様々な方法が存在します。具体的な入試方法を知っておけば、事前の入試対策もはかりやすくなるため、できるだけ早いうちに調べておくと良いでしょう。
より試験を突破しやすくする目的で、書類選考や面接の内容、入試で重視される能力なども併せて把握しておくことをおすすめします。
このほかにも「自宅から通いやすい学校かどうか」、「部活動やサークルには参加できるのか」、「食事スペースはあるのか」などのポイントを加味したうえで比較検討を重ねても良いでしょう。
重視すべきポイントがはっきりするほど、比較検討がしやすくなり、学校選びを円滑に行いやすくなります。
実際に体験授業に参加してみる
さて、ここまで「専門学校の選び方」や「比較検討の方法」などを詳しく紹介してきましたが、「入学したい専門学校が決まった!」という人であっても、できればもう一度オープンキャンパスや体験入学へ参加することを推奨します。
オープンキャンパスや体験入学は、学校内の様子や授業の雰囲気などを詳細に把握できる方法です。実際に学校へ足を運んで「数年間の学校生活を楽しく送ることができるか」、「資格取得や就職といった目標に向けて頑張れるか」などの意思決定を行うようにしてください。
オープンキャンパスや体験入学を通じて、もしも迷いが生じてもまた学校選びを行うこともできますし、入学に対して決意を固める上でも役に立ちます。
東洋医療専門学校は、
交通費の一部を支給。
学校のことを知りたいなら、まずはオープンキャンパスに参加しましょう!東洋医療専門学校でもオープンキャンパスを実施しています。入学者の99.4%の方が、オープンキャンパスに参加して東洋医療専門学校を選んでいます。
<オープンキャンパス参加者の体験談>
とても明るい雰囲気の学校だと感じました。
在校生といっぱい話せて良かったです。
体験実習で自分の肘にテーピングをしてもらったり、
自分の紹介を考える第一歩になりました。
オープンキャンパスに参加して、
他の学校との違いがはっきり分かりました。
オープンキャンパスの見学希望者には、保護者の方も含めて交通費の一部を支給いたします。
また、遠方から来られる方の負担を少しでも軽くするため、オープンキャンパスの前日や当日に学生寮に無料で宿泊することができます。
パンフレットで見るのと、実際に来て学校の雰囲気を体感してみるのとでは理解も全然違いますので、ご興味のある方は、東洋医療専門学校のオープンキャンパスに参加してみませんか?