Toyo Medical College
テーピング道場!3ステップで覚えるセルフテーピング(下肢編)
2021.12.22
こんにちは!
今回は、ケガの予防・再発防止を目的とした一人でも巻けるセルフテーピングです!!

以前にもご紹介しましたが、テーピングとは「ケガの予防」「再発防止」「応急処置」を目的に行います。応急処置を目的とした場合は一時的なテーピングとなりますが、ケガの予防や再発防止を目的とした場合、継続してテーピングを行う必要があります。しかし、巻ける人が近くにいなかったり、毎回誰かにお願いするのは大変だったりしますよね。そこで人に頼らず自分で巻けるセルフテーピングをご紹介します!
使用するテープの選び方
一般的にテーピングで使用するホワイトテープは伸縮しないため、しわになりやすかったりきつく巻きすぎてしまったり、一人で巻くには技術力が必要です。初心者は伸縮するテープを選ぶと巻きやすいでしょう!

また、関節に貼る場合は固定効果が高く伸縮度が低いかためのテープ、筋肉に貼る場合は動きに柔軟に対応できる伸縮度が高いやわらかめのテープを選ぶことをオススメします。
テープの貼り方
テープを貼るときは肌への負担が大きくなるので引っ張りすぎないようにしましょう!
3ステップで覚えるセルフテーピング!
★ヒザ(負担を軽くしよう)
膝がグラグラする感じがする方、ランニングをしている方にオススメ!
難易度☆

【準備】 膝を軽く曲げた姿勢にする

STEP1 ヒザのお皿の下からスタートし、ヒザの裏に向かって回る


POINT なるべくヒザのお皿にテープがかからないようにしましょう!
STEP2 ヒザの前に出てきたらお皿の上(ふともも側)を通ってまた膝の裏へ回る


POINT ヒザの真裏を通るようにしましょう!
STEP3 ヒザの前に回ってスタートした位置に戻ったらゴール!!!


★足首(捻挫を予防しよう)
足首をひねりやすい方、サッカーやバスケットボールなど捻挫が発生しやすいスポーツをしている方にオススメ!
難易度☆☆

STEP1 外くるぶしからスタートし、斜めに足の裏の方へ回ります



POINT 足首の角度を90度にしましょう!
POINT 足の裏へ回るときは土踏まずの場所を回りましょう!
STEP2 足の甲に出てきたら足首の前を斜めに通って内くるぶしへ


STEP3 内くるぶしから足首の後ろを回って外くるぶしまできたらゴール!!!


POINT 足首に不安がある場合は1本目のテープから少しずらしてもう一本巻きましょう!

★ふくらはぎ(肉離れを予防しよう)
バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプや急なダッシュをするスポーツをしている方にオススメ!
難易度☆☆☆

STEP1 ふくらはぎ~かかとまでのテープを2本用意します



POINT 外れにくいように角を丸く切っておきましょう!
STEP2 ふくらはぎの内側からアキレス腱に向かって貼ります


STEP3 今度はふくらはぎの外側からアキレス腱に向かって貼ります


POINT 2本ともアキレス腱の中央を通るようにしましょう

以上、下肢のセルフテーピングのご紹介でした。
分かりやすい解説動画はこちら↓
次回は、上肢(指・手首・ひじ)編をお伝えします。
お楽しみに!






